受験5

前回の受験4から続いております。

 

 

周囲の進路が決まり始め、おバカな私でもさすがにまずいことがわかってきました。

 

「どうしよう、なんにも決まってへんの私だけ、、?」

 

その気持ちは、家に帰ってから受験勉強をするまでの時間を短くしていきました。

 

私が勝手に思っていることですが、人間の怒り、焦り、などと、追い詰められる感情はその人自身の眠っている能力を引き出しやすいのだと思います。

 

もしかしたら偉大な先生が学説で唱えていらっしゃるかもしれません。

 

私は当時、それをひしひしと感じました。

 

これを読んでくださっているあなたも、テスト期間にやらないとやらないとと思っているのに本当の3日前くらいまで手をつけられなくて、大慌てでやって、なんとかテストを受け、

 

「あー、次はもっと早くから始めよう」

 

と思った経験はありませんか?

 

私は、テスト期間によくあるこのことは、私の今置かれている状況と同じだと思いました。

 

また、その時期たまたま某テレビ番組を見ていて、東大生の方が出ていらしたんです。

 

「スキマ時間をうまく使っていました。」

 

その言葉に私も感銘を受け

 

「スキマ時間!」

 

そう思い、日常生活に勉強を取り入れることにしました。(多分やり方間違ってる)

 

朝起きます。

起きると枕の横に英単語帳

それを見ながら、歯磨き、朝食を済ませます。

 

家の中を歩いている時も英単語をチラチラ見ながら、トイレに入ると古文単語帳を見ます。

 

このように、生活の全てを勉強とともに過ごすことにしたのです。

 

バカらしく思えるかもしれませんが、本当に私には時間がありませんでした。

 

 

英単語帳、古文単語帳などの〇〇帳系はパンを持たずに勉強することができるため、比較的日常生活に取り入れやすいと思いました。

 

家から駅まで歩く時もちらちら単語を勉強し、学校に行く間の電車、駅のホーム、お昼ご飯を買うまでコンビニで並んでいる時も。

 

本当に全て勉強に費やしました。

 

 

そうこうしている間に、初めての模試がやってきました。

 

正直な話、私は少し期待していました。

 

「結構勉強したし、点数上がってるんじゃね?」

 

そう思っていました。

しかし結果は、

元々の偏差値32→結果40

 

「あれ?ちょっとしか上がってへん。」

 

今から考えると、その短期間で偏差値が8上がった自分を褒めてあげたいのですが、

私は偏差値制度をあまり理解していなかったので、「8点上がった」くらいにしか思っていませんでした。

 

「やばい。キラキラ大学生になれへん」

 

そう思って、やっぱり焦りました。

 

それから私はさらに勉強の質を上げるためにバカなりにたくさん考えました。

まず、使う参考書、テキストのことを考えました。

 

「一個の参考書に細かくいっぱい説明してあるのがほしいな。いっぱい買ったらお小遣いで足りひん。」

 

そう思いました。

参考書って高いんですよね、一冊2000円以上するものもあります。

学校で全員買わされた参考書や参考書、問題集の裏を見ればわかります。本当に高いんです。

 

「いや、でもしょうもない参考書学校で買わすかな?多少はいっぱい書いてあるから学校で使ってるんやないん」

 

そう思い、新たに買う参考書などは極力買わず、学校で配られたものなどの自分の持ち物で受験を乗り切ることを決意(ケチ)

 

とはいえ、必要最低限は揃えなければなりません。

ベッドの横やトイレ、洗面所にもいろんな単語帳を置きたいし、学校にも持っていかないといけない。

 

私の決めた勉強スタイルでは、たくさんの単語帳、参考書が必要でした。

 

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